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プロフィール
ひろぴ
ひろぴ
「おくりびと」に感動していきなり訪れた庄内。庄内の美しさ、庄内人の気高さに魅せられて1年4カ月で20回庄内を旅し、ついに2010年3月庄内に移住。観光協会専門員~ホテル営業室長~大学助教を経て私立高校長になったドラマのような10年間を過ごし、2020年4月に移住生活を卒業した。遠く離れた千葉でも山形・庄内の豊かさに魅せられ、勝手に庄内観光大使活動を繰り広げている。

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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2022年01月28日

やっぱり、庄内好きです

庄内を離れて、もうすぐ2年になろうとしていますが

庄内のおいしい食、温泉、どこを見ても美しい景色

何にも勝る、水と空気の甘さは、私の舌と心をとらえて離しません

美味しかったな~何食べても。

今日も、美容院で山菜取りをしたいというスタイリストさんに、

庄内町の北月山荘や酒田のフレンチレストラン「Nico」

割烹料理店「冨重」、西川町にある月山山菜そばの「出羽屋」さんを

画像を見せながら紹介していました

「すっごくおいしくて、しかも値段が信じられないくらい安いの!」と


温泉も、県内35市町村すべてに(新庄がなくなったので、新庄市をのぞく34市町村)

自噴する温泉があり、それも400円~500円で入れてたし


雪のある時期は厳しかったけれど、でも雪があるせいで

刺すような関東の寒さとは違っていた気がして



今でも、懐かしく恋しく思い起こしています

庄内に限らず、これまでの経験や最近やっていること

読んでいる本、興味を持っていることを書き連ねていこうと思います


他のサイトを紹介されたのだけれど、やはり私の場所はここだなって思ったので

戻ってきました。


ネガティブコメントは受け付けませんのでお気に召さない場合は

読まないでください。









  


Posted by ひろぴ at 21:48Comments(3)

2020年08月26日

暑いですね


槇島ほうきのことを特集してくださったニュース映像がまだ見れました!

懐かしくて、ちょっとここにアップしてみますね


http://m.pandora.tv/?c=view&ch_userid=jpchan23&prgid=43370595


今私は、10年間の山形・庄内移住生活を記録としてまとめようと

執筆はじめたところです。

暑い日は暑さを理由に、眠い日は体調を理由にして怠けてるのでいつのことになるか

わかりませんが、書き上げたら、お知らせします。


その時は、買ってくださる方がいると嬉しいなと思います  


Posted by ひろぴ at 22:22Comments(3)

2020年04月17日

庄内雑感①


10年の庄内生活は、とても思い出深く、私の人生において

ミルフィーユのように幾層にも感慨深い記憶を作り

残してくれました。

しばらくは、今だから語れる思い出話を綴って行こうと思います


庄内で手がけさせてもらったプロジェクトや活動は、とても両手で数えられる

ものではありません。庄内を去るに当たり、一つだけ自負できることは

これらのプロジェクトは私が離れたあとも、継続されている、ということです。







槇島ほうきも、槇島ほうきの会の皆さんが継続し、小学校だけだった

体験プログラムも山形大学さんや観光客にまで広がっていること。

ふるさと納税に展開されていること。

今も、種まきと刈り取りのプログラムに参加者が来てくれていること。

地域に根付いていることをとても嬉しく思います。

当初、私が拘ったのは、継承するためにはビジネスにすること

お金に換算できる商品にしていくことでした。

それも実現しているようで、豊かな充足感と満足感に浸っています。









始めた頃は、地域の人たちが会話をはじめると、方言がしっかり残っているので

何をテーマに話しているのかさえ理解できないこともありました。


忘年会に誘ってもらって、おじいちゃんやおばあちゃんが、ちょっと

Hな踊りや歌でゲラゲラ笑っていること。

伊勢参りの「小伊勢講」という集まりにも声かけて同席させて

もらえたこと












12月9日の「大黒様のお歳夜」にも呼んでもらいましたが

初めて聞いたとき「何を落とすんだろう?」と思ったもんです。


夏の暑い時に朝5時に集まり「ほうききび」の刈り取りを行ったこと

観光プログラムにしたので、6つある畑にみなさんを案内して、

私は携帯で各畑の進捗状況を確認のため連絡しようとしても

じいちゃんたち、誰ひとり出てくれなくて、自転車であちこちに飛び地している

畑を走り回ったこと






都会からの参加者さんに、釜で炊いた新米の炊き上がりの匂いを

経験させたくて、と伝えたら、庄内町中で釜探しが始まり

蓋が見つからないとなったとき、そっと手作りで作ってくれた方






でも、当日、遅れてはいけないと心配したお母さんたちがずいぶん早く

ご飯を炊き上げてしまったので、「ふわ~!」の炊き上がりの匂いを

味あわせて差し上げることができず。。。。笑い話ばかりです。



楽しい思い出です。



2020年4月16日庄内浜に沈む夕陽
(山の仲間が撮影した写真です、池田さんありがとう)


  


Posted by ひろぴ at 02:55Comments(6)

2020年04月15日

庄内卒業

2020年3月31日付で酒田南高等学校の校長を退職しました。

庄内に来てちょうど10年が経過しました。








2010年3月22日、映画おくりびとに感動して酒田に移住し

庄内町観光協会初代観光専門員(2年)⇒ホテルリッチ&ガーデン酒田(2年)

東北公益文科大学教員(4年)⇒酒田南高等学校長(2年)

この間、槇島ほうきをBEAMSに展開したり、ANAセールスに売り込みに

行って、北月山荘の冬を遊ぼうツアーを実現したり、きらきら羽越観光圏の

メンバーと一緒に関東・関西や台湾まで庄内を売り込みに行きました。

広島にも営業に行ったのも懐かしいです。


大学では「おもてなし隊」を設立し、50名の学生と一緒に

幅広く活動することで多くの方に応援してもらいました。

新潟支社内全駅長の前で講演させていただいたり、

池袋のメトロポリタンホテルで本社での取り組みの発表に

立ち会わせていただけたこと。

駅や駅ハイで全国からの参加者の方と友人になれたことは

思い出深いことでした。





高校では高校生レストランを実現したり、理想の教育を立ち上げて

聡明で素敵な生徒や保護者に出会えたり、プロ野球選手を生み出す

瞬間に立ち会えたりと本当に内容が濃く熱い経験をたくさんさせて

いただいた10年でした。応援していただいた皆様に心から感謝申し上げます。










庄内の自然や食は本当に美味しく美しく、今回の新型コロナ感染の恐怖も

やはり一次産業を持っている土地の底力でしょうか、

なんとなく落ち着いて暮らせています。



本当は、今日、引越し荷物を出し、庄内を卒業する日でした。

本当は、英語教授法を学ぶために18日にカナダに飛び立ち、

20日に英語学校に入学するはずでした。

今度こそ、理想の教育、子どもたちの目がキラキラ輝くような教育を

自分が作り上げるためにしっかり勉強してくる予定でした。



予定していた未来が大きく変わってしまった人が世界中にいると思います。

自然とはこれほどまでに強大な力を持っている。。。。


でも「ピンチはチャンス」。新たな時代を作るためのきっかけだと思い

ポストコロナの社会を妄想しています。


しばらくは、じたばたせず、海外に住む子供と東京の友人の強い勧めを聞き

酒田で疎開生活をすることに決めました。私の庄内卒業式は延期です。



大学教員になったとき、ブログへのコメントで「大学教員がそのような意見を語って良いのか?」と

いうものを受けて以来、バカらしくなってブログを書くのを極力やめました。

きっと「校長たるものがそんな意見を言って良いのか?」というコメントが来るのが

嫌だったからです。



もういい加減、自分と異なる意見や考えに対する批判や悪口を言うのはやめませんか。

もちろん建設的な知性ある意見交換は大歓迎です。

一個人にようやくなれたので、ずっと思っていたことがようやく言えました。






  


Posted by ひろぴ at 21:31Comments(14)

2019年07月07日

エネルギーチャージ


金曜夜は、野球部の引退試合


甲子園を目指して遠方から入学してきた生徒もいる

全員をベンチに入れたいけれど、現実が立ちはだかる

県大会が始まる前に実施する引退試合には何とも言えないものがある

しかし、生徒たちは皆が一緒になってマウンドで帽子を高く空に上げた







土曜は、今年度第一回目のオープンキャンパス

昨年を大きく上回る参加者数を得ることができた

グローバル選考と観光地域創生選考は生徒たちがプログラムを担当したい!と

まだ高校生になって3ヶ月の1年生たち、本当に意欲的だと感心する


先生たちの模擬授業も、どれも興味深く楽しいもので、アンケートの評価も高くて

嬉しかった

やはり前日遅く布団に入っても、3時には目が覚めてしまった

そう見えないかもしれないが、実は小心者で心配性なのです


ホッとして、

7日の日曜は、久しぶりの休みを得たので

久々に鳥海山を歩こう!と思った

人は思ったことは実行するものだと最近気づいた







風が強く鳥海湖の手前で引き返したが、山を歩き

空と海と森の緑の中にいるのは、私にとっては最高のエネルギーチャージになる





ついでに、にかほ市の「元滝伏流水」へ

水がほとばしるポイントで岩の上に安座し、しばし座禅を組んだ

最高の時間






最後に、道の駅「ねむの丘」で全面海を眺めながらの温泉とサウナ

「やっぱ、豊かだな~」とつくずく思った



気が向けば、山でも森でも、海でも川でも遊べる

食べ物はとっても美味しい

人は、うるさいくらい人懐っこくて優しい

こちらが失敗しても、すっかり忘れたフリしてくれる


9年目の庄内、こんなに住んでても毎日がスリリングで充実している

全く、飽きることがない


これって、幸せなことじゃないのかしらって

7月は7回講演依頼が有り、学校でも4回講話する

毎日濃厚な時間を過ごしている、

あと何日元気で生きているのか、誰にもわからないけれど

元気な限り、自分の出来る精一杯をやっていく

このような生き方をさせていただけることに感謝



最近、よく思う

  


Posted by ひろぴ at 23:46Comments(2)

2019年06月26日

私の夢が詰まった 「グローバル専攻」

酒田南高校に来て1年3ヶ月。

校長を引き受けた条件は、私が理想とする教育を実現すること、でした。

その想い、夢、願いが実現した学びの形の一つ目が「グローバル専攻」

子供の目が輝く教育を

ハートに火をつける教育を

このグローバル専攻の紹介動画ができました

ぜひご覧下さい

https://www.youtube.com/watch?v=eHnScsV9n-A  


Posted by ひろぴ at 09:00Comments(0)

2019年06月24日

思いを込めた講演を主催します

2019年6月30日(日)10時~12時 

東北公益文科大学公益ホール

Amazon書籍販売でも1位をとった 日野田直彦先生

酒田にお招きすることに成功しました!

東京なら即日満員になる超人気の先生の講演

グローバル専攻の生徒たちがその魅力をPR動画にしました

ぜひ、ご覧下さい

そして、一人でも多くの方にご来場いただき、庄内の、山形の

教育をもっと良いものにできたら嬉しいと思っています

pc
https://www.youtube.com/watch?v=joCEsYbF3sI

こんなに素敵な動画を作ってくれる生徒たち

本当に嬉しいな~
  


Posted by ひろぴ at 20:19Comments(0)

2018年07月28日

庄内9年目


久しぶりにブログ書きます

急に酒田南高等学校の校長に就任の話が来て、今日でちょうど4ヶ月

怒涛の4ヶ月でした

学校の仕組みも何もわからない私を受け入れてくれ

「校長、校長」と呼んで支えてくれた、管理職や先生たちに

感謝と尊敬の思いでいっぱいです


思いもしないことの連続で、こんなに校長先生って激務だったんだと

全く知らなかったことを、恥ずかしく思いました

人はその立場にならないと、何もわからないものですね



今は、土日になると「落ち着いて仕事ができる喜び」を感じ

めいっぱい考える仕事をしています

今週末は久々に2日間自分の時間が取れました

未来に向けた仕事をしっかりやろうと、お気に入りの場所に

本とPC持ち込んでます

仕事って、ほんと楽しいな!

  


Posted by ひろぴ at 14:37Comments(1)

2018年03月03日

春まだ遠き庄内

先週の土曜で

これまで3年間勤めてきた、遊佐町「鳥海里山ガイドセミナー」講師を修了した

毎年6回の講演を事務局と共にコーディネートし、内3回は講師を務めた

鶴岡市の小中高大連携プログラム(2020年の英語教育改革に備えたプログラム)も

3年間つとめた指導員を1月で終えた

遊佐町教育振興プログラム委員(座長)2年

里の名水選定委員(2年)

酒田地域づくり女流塾座長(3年)

これらも全て今年度で終える


かなりホッとしている


しかし、誰も知り合いもないこの庄内へ娘と犬3匹連れて引っ越して8年

よくここまで頑張ったな~とつくずく思っている

依頼を受けたらどんな仕事も応じようと

そして、依頼に対して期待に応えようと

とにかく、一所懸命にやってきた


でも、ふと最近気づいて

人の期待に応えるのは、やり甲斐もあり喜んでもらえると嬉しくなるのだが

そろそろ、人の期待に応えるのではなく

自分の期待に応えよう、そうしても良いのかなと思い始めた自分がいる

他人に認めてもらえなくてもいい、自分がやりたいことをやってみよう

そんな事を思い始めた8年目の春


  


Posted by ひろぴ at 21:13Comments(1)

2017年09月11日

庄内8年目


昨年の今日は、豊かな海づくり大会だった

学生が一人でバスに乗り、県外招待客に庄内のPRをする

そんな大役を1年前に引き受けてしまい、

目の前の学生をどうやってそこまでの力に仕上げるか?

自分でハードルを上げてプレッシャーをかけてしまう性格

そろそろ止めようと思う



庄内に来て、観光協会専門員になり、槇島ほうきPJを始めて

これも、ワークショップを開催し、参加者が来てくれるか?

ほうきを販売し、売れるか?


雪遊びプロジェクトをANAさんに販売に行き

「やります!」と宣言して、毎回毎回プレッシャーを自らかけてしまう性格



どうにかならないものだろうか??


大学に来て、おもてなし隊を始めて

これも、毎年、毎回、必ずレベルアップを宣言し

頼まれてもいないのに、自分でハードルを上げてしまう

自分のことなら努力すればなんとかなるけれど

学生を仕上げねばならないとなると、さらに技術力が必要となる

「相手を見て、成長を待つ」という、短気な私には超難関なスキル


でも、それも4年目

舟形駅ハイを追え、今年度は、あとは余目駅ハイのみ

昨年がかなりハードだったので、今年は少し抑え気味にしている


でも、原稿依頼や講演など、個人的にもよりレベルの高い依頼が舞い込む

私の夢は

鳥海山が見える場所にログハウスを建てて、ブックカフェにして

お客さんの人生相談を受ける


そうだったはずなんだけどな・・・


  


Posted by ひろぴ at 22:23Comments(3)

2017年09月11日

このごろ


休養を言い渡された8月から復活した9月

4日は酒田市民生委員協議会での講演

5日は西川町女将会との山菜プロジェクト

7日は名水の選定委員の仕事で候補地の検証(一日仕事)



9~10日は、10ヶ月の想いを叶えた舟形駅ハイ

11日は山形県観光審議会

結構、遠距離移動の仕事が続きました。


いろいろな想いを込めた舟形駅ハイ

ご家族の想い、学生の想い、参加者の皆様の温かい想い

すべてが優しく融和して、なんとも言えない穏やかな駅ハイになりました。

どうしても、どうしてもやりたかった舟形での駅ハイ

できれば、ご家族と一緒に作りたかった舟形での駅ハイ

すべてが叶いました

とても優しく大きなお気持ちをお持ちのご家族の愛情に包まれて

感謝の思いしかありません。




美里さん、本当にありがとう

いつまでも、私のかわいい学生です

おもてなし隊初期メンバー治部美里さんへ



  


Posted by ひろぴ at 22:15Comments(0)

2017年08月21日

嬉しかったこと


私は今、遊佐町の教育振興基本計画検討委員会の座長をやらせていただいているのですが

遊佐町で行われた子育てに関するアンケート結果

「子育ては楽しいですか?」この設問に遊佐町の方は

9割が「YES」と回答、ある年にYESの割合が8割になっていたことを

委員の皆さんは心配されていました。


私は、なんてすごいところなんだろう!と思っていました。

東京に住む友人とこのことを話してみても、私と同意見でした

きっと、首都圏だったら楽しいと回答する人の割合は5割もいかないのでは?と



私自身、子育ては楽しむというよりも、プレッシャーが大きく、世間の目

人の中傷、学校や幼稚園からの指導、親の「べき論」などなど

しんどいことが多かったと思っています

ほとんど一人で子育てしたので、人を頼ることもできず、自分以外に子供を守ってくれる人の

存在も知らず、信じることもできず

なんと、都会の子育てのしんどさよ。。。と

子育てって、もっとゆったりと、子供と一緒に遊べて楽しいものではないのかと

悩み悩み、誹謗中傷を受け、それでも子供には笑顔を見せという十数年



そんなお母さん達の辛さを受け止めて、話を聞き、「よく頑張っているよ」って

そう言ってあげたくて、千葉の塾では、ママ面談が一人2時間になることも多かった




長男は今27歳、塾にもいかず、学校の教科書を使った勉強や定期試験も受けず

東北大から東大大学院に進学し、この夏、彼の研究が世界的に権威ある雑誌に掲載され

それが日経で報道されました。


長女は21歳、学校に行けない時期もあり、中学の授業はほとんど受けられなかった。

でも、今はカナダで大学入学の道を自力で切り開き、早朝から遅くまで勉強に励んでいる。

心理学を専攻する彼女から、いかに日本の教育が心理学の面で遅れているかということなど

また心理学の様々なことを教えてもらっている


一人でポーランドのアウシュビッツにも出かけて、さすがにポーランド語のみの予約手配は

大変だったようだけれど、そこで見てきたことも教えてくれる



息子は、来春から海外の大学研究室に勤務することになりそうだ。


子供が小さな頃、

「それぞれが自分の好きな道を歩んで輝いて、離れ離れに暮らしても

心はつながっている、そんな家族になりたいね」って話していた。




いろんな人に「子供にはレールをひかないとダメよ、あなたのやり方じゃ」と言われ

「子供の意見を聞いてるなんて、親としてダメね」と言われた

でも、私は、自分の頭で考える子供を育てたかった


私が信じて貫いてきた子育てが、「間違ってなかったよ」と

子供が証明してくれた気がして、本当に嬉しい報告だった。


息子の研究は下記のとおりです

私にはちっともわからないですが。。。



http://www.nikkei.com/article/DGXLRSP449134_W7A620C1000000/


私は子供の能力や力を潰しているのは、大人だと、心から思っています。

でも、お母さんたちも辛い日常を過ごしている、だから、そこを救ってあげるような

教育をしたいと、そう思っています。

  


Posted by ひろぴ at 15:49Comments(0)

2017年08月16日

先生やってて良かった


2014年3月に大学に赴任し、

それまで経験した職場では必ずあった職場研修も説明も全くなく

皆目見当すらつかない大学という組織の中で

いきなり始めたのが「酒田おもてなし隊」


学生を集めるところから始め、何が何だかわからなくても付いて来てくれた

初代隊長、初期メンバー、


あれから4年、今では50名の大所帯





教育とは愛すること、愛するとは信じること、

それしかないと思っている私だが

彼らに感動することもあるけれど

時には、失望することもあり

どうして、わかってくれないかな?!とか

何考えてるんだろう?!とか

学生の負担になってないか心配になったり

どこまで厳しく教えて良いものか悩んだり

悲喜交々の4年目







山形DCの1年目、必死になって毎週末駅に通っていたとき

前酒田駅長がこんな言葉をかけてくれた

「中原さんの苦労は必ず報われますよ。

きっと、この子達が庄内へ人を連れてくるような仕事をしてくれますよ」



それが、今日実現した


旅行会社に就職した学生が電話してきて

「庄内への旅行企画を今作っています、自分を育ててくれた

庄内へ恩返ししたくて、企画の内容を・・・・・・・」


その内容は、私にはただただ、嬉しく、嬉しく、

先生やってて、良かった・・・・・。







「先生に会わなかったら今の自分はいません」


いえいえ、私の方こそ、学生たちが私を先生にしてくれているんですよ


こんな最高の愛の言葉をもらえちゃったから、

諦めないでもうひと頑張りするかな

そう思った8月16日夜



  


Posted by ひろぴ at 22:46Comments(0)

2017年05月15日

そういえば


そういえば、経済産業省が提唱している「社会人基礎力育成グランプリ」北海道・東北大会(11月26日)で

優秀賞を獲得し(1位)全国大会に進み、2月20日東京の拓殖大学でプレゼンした結果

大賞に次ぐ優秀賞を頂きました。


私の中では、これを受賞することがひとつの目標だったので、達成できた結果に満足し

一緒にここまで歩んでくれて、アルバイトや授業の合間を縫って準備し

当日堂々とステージで発表した学生3人を誇らしく思った出来事でした。


社会に出て学生がスタート地点に安心して立てるよう、人間としての準備を大学在学中に

しっかり機会を提供してやりたい、そう思ってこの3年大学にいました。


学生一人ひとりの表情から気持ちの変化を読み取り、必要な時にはあえて自分で悩ませ

必要な時には手を差し伸べて話を聞いてやる


教員とは、学生一人ひとりの気持ちに気づき

一人ひとりの心に火をつける。。。それが役割だと思っています。


このネット情報の時代、知識は本やネットで容易にアクセスできます。

でも人間教師がAIのロボット先生に勝てるのは、この点だと思っています。

いつまでも、生徒や学生の心に寄り添う一教師でありたい。



今年も、「酒田おもてなし隊活動記録集」を書き上げました。

もうすぐ印刷された冊子ができあがります。

3年も書き続けることになるとは、1年目の2014には想像もしていませんでした。

今でも、最初に会えた男子学生2名(相内くん、杉浦くん)には感謝

そして、わけわからず3年間一緒に走ってくれた初期メンバーにも感謝

その後どんどん入ってくれる新しい学生にも心より感謝

2017年の新入生、おもてなし隊に入ってくれた学生は過去最高の18名となりました。

これで、おもてなし隊のチームラインは57となりました。

昨年学長に「全学生の1割を目指します!」と言ったら、笑われたけれど

もう少しでそれも達成できそうです。


きっと、おもてなし隊も目標を達成し、修士論文も書き上げ、日本語教師資格も取得したので

大きなプレッシャーから解放されたからなのでしょうね、

今の私は、パッションが消えた感じがしていて、慣れずにいますが、でもそんな自分を

楽しんでみようかとも思っています。

だって、土日とも休みの日があるって、何をして良いのか落ち着かなくてオタオタしてしまいます。





  


Posted by ひろぴ at 21:13Comments(5)

2017年02月11日

自分

庄内に来るときは、「鳥海山眺めてのんびり暮らしたい」と思って来た


最初の仕事、庄内町観光協会では、昼休みがある唯一の職場だったな、今から思えば

この時は、まだ自分でいられたきがする

庄内町の人に温かく迎えてもらって、冬の準備も親切に教えてもらった

今でも、一年目に教えてもらったことを心に刻んでいる




ホテルに移って、観光の仕事が増えてきて、委員委嘱や

講演も増えてきて、なんとなく、回りの期待に応えなきゃって思うようになり




大学に来たら、なんだかサイズの合わない服を一生懸命着ようとしている

自分に気づいていて

だからブログも書けなくなってきた



大学教員の立場で

研究者の文章とは、

大学とは、研究とは。。。。。。



自分に戻りたいなって思うことも増えてきました

  


Posted by ひろぴ at 20:00Comments(9)

2017年02月10日

インフルエンザ休みの独り言


庄内に来て、風邪をひかないことが自慢だったけれど

7年目にして「風邪ひいた??」と思ったらインフルエンザだった

7年前の3月、引越しの日もインフルエンザにかかり、友人が引越ししてくれた

久々に体調崩したなあって思ったら



いつも、ずっと張り詰めていて張り詰めていて

大きなプレッシャーが終わったとき、ホッとして

体調を崩すことが多いことに気づいた


この2年確かに頑張ったな

慣れない大学という場所で

学者のキャリアなんて無いのに、笑顔で歯を食いしばって

決まり文句「負けるもんか!」って


庄内に来て、毎年毎回新しいことへの挑戦が続き

同じことをやった試しなんてまったくなくて

毎日が一年生みたいで、いったい自分は何歳なんだろうって想う日々



傍から見ると、自信満々に見えるのかな、余裕に見えるのかな

でも、やったことのない仕事ばかりだから本人は毎回緊張していて

だから必死に準備して、勉強してる


昨年の日本語教師と

2年間の修士論文、色々事情があって始めたことだけに

本当、疲れたな、よく頑張り通したって思う



だからホッとしてインフルエンザになったようだけれど

5日間も安静にといわれ、「ゆっくりするって??」何をすればいいのかわからなくて

逆に、疲れてしまって、どうしようもない性格だなってつくずく思った



5日休むと、なんとなく思い始めた

「最近の私は努力が足りない、頑張ってないな」と


これも病気なのかな


今日は、単なる独り言









  


Posted by ひろぴ at 21:27Comments(2)

2016年12月31日

2016年の総括


2016年も終わります。

大学の先生になってからますます個人的なことを書けなくなってしまいました。

庄内町観光協会の頃が一番、何も気にせず庄内の好きなところを一杯書いていたなって思います



2015年は、「日本語教師」になるための資格取得試験勉強で必死になった一年で

12月20日に合格通知が届いて、昨年の今頃はホッとしていたのを思い出します


今年は、学生との「酒田おもてなし隊」では7本も駅ハイを企画運営実施するという挑戦をして

学生も本当に大変で可哀想な時もあったけれど、全部完璧に実行できて

達成感は半端なかったと思います



そして、天皇皇后両陛下ご臨席の「全国豊かな海づくり大会」でも学生は

県外招待客に立派に庄内と自分のことを語り、こちらも彼らを誇りに思いました


前日は、誰かひとりでも寝坊で欠けることがないようにと、鶴岡市の大山にある公民館を借りて

全員で泊まって準備しました

あの夜はカープがセ・リーグ優勝を決めた夜で、でも私は、バイト終わりの子達をピストンで

送迎し、大声で盛り上がりたいところを、緊張した学生の表情を見るとテンションを下げて

翌朝、カープのシャツ着て迎えに行くのが精一杯だった



今年の大仕事を終えた秋口からは、大学院2年目、修士論文に集中するはずが

大きな講演が数本入り、三重県松阪市まで講演でお呼びいただいて、船で伊勢湾渡るなんてことして

まったく空き時間がなかったので、伊勢神宮を見たけれどずっと走ってて

松阪牛も伊勢海老も何も食べられなかった。。。。。


修士論文は、なんと今年の5月にテーマを変えるなんてことをして

でも、ここのところ毎日大学に泊まっているので、集中して進められています

アンケートに庄内の約200名の方にご協力頂きました


人が人を紹介して次々にアンケートが広がっていき、「できたよ」と

声かけてもらい、数十枚渡されると本当に嬉しかった

とても一人では県外転入者を100名見つけてアンケートお願いするなんてできなかった



Uターンの人も80名、地元の方63名の方にご協力頂き

とても興味深い論文に仕上がってきました


実は、論文ってこれまでの私の人生には全く関係ないものだったので

イヤイヤやっていたのですが、文句ばかり言って

でも、ここまでくると、とても面白い分析と内容になってきていて

完璧を目指したくなり、何度も細かいところを直したり

新しい展開にしてみたり



人って、自分のことを決め付けているんだなって

誰かが言ってました

苦手なことを克服するのが一番成長したことになるって

好きなことが上手になるのは大した伸びしろじゃないって




今日ね、ダライラマ14世が言ってました

「重要なのは、何があっても心の平穏を乱されないこと」だと

人が苦しむのは、それまでの人生でそれしか考えてこなかったものに起因するって


お金のことばかり考えてきた人はお金がなくなると不幸になる

本を読むと本当に勉強になるけれど、テレビも時にはとても良い言葉を

紹介してくれますね



今年も更に挑戦して、ワクワクした、とってもヘトヘトになったけれど

新しい年でした

毎年、新しい仕事が与えられて、毎回「そんな力私にはないよ」ってプレッシャーに

潰されそうになって

自信満々に見えるそうだけど、小心者で実はグチグチ悩んでるそんな場面が

今年もたくさんありました


庄内7年目

良いことばかりではなくて、いろんなことがあるけれど

私にしては一箇所居住期間としては、長いほうだけれど

そろそろ東京に戻ったら?と言われる声もあるけれど

もう少し頑張ってみようかな


そう思いながら久々に家に帰りまともな時間にご飯を食べ

紅白なんて見てる


まともな時間に生活すると精神が平穏になるような気がします


でも、そろそろ研究室に戻ろうかな

年越しは研究室って、なかなかイイじゃんって思います



好きなことを徒然に。。。2016年、ありがとう

  


Posted by ひろぴ at 21:26Comments(2)

2016年09月20日

第2回 東北インバウンドサミット開催!


ついに、東北一円が連携して観光に取り組む民間の団体が立ち上がりました

3月27日に仙台で「東北インアウトバウンドサミット」が開催され

その時東北6県のキーパーソンが一堂に集まり、つながりました。

ありがたいことに、山形代表として私も加えていただきました。

実は、私以外は皆40前後の若い男性社長ばかりで、、、、

気が引けるのですが、お声がけいただきありがたいことです








2回目はぜひ、山形でやってほしい!とお願いして、今度酒田での開催が実現しました。

後援も全市町からいただき、山形新聞社や山形放送さんも今最終手続き中です。

庄内は一緒にやりたい、山形はひとつになってやりたい、東北は手をつないでやっていきたい

最初っからずっとその思いでした







ついに、実現し、その仲間に入れていただき本当に光栄に思います。

すっごいメンバーが集結しますから来ないと損ですよ

石巻でサバ缶をおしゃれに作って販売を一手に引き受け農林水産大臣賞も

受けているITベンチャー社長のお話も聞けます。


講演だけで終わるのはもったいないので、スピーカーと直接話せるマッチングの時間を

作っています。

ぜひ、繋がってほしいな~、庄内が山形が、面白いことになるといいな

そんな夢をみています

10月19日(水)13時~17時

東北公益文科大学を会場とします、お待ちしています
  


Posted by ひろぴ at 23:39Comments(0)

2015年12月21日

6年目の冬



庄内に来て6回目の冬

雨が降り続き、雪囲いする造園会社の仕事に違和感を感じています




今年一番のミッションであり、苦しくてしんどくてやるせなかった仕事

日本語教育能力検定試験の結果が今日届き、予想に反して合格しました。



外国語は好きだけど、日本語は論理的でない言語で

全く興味もなかったので、これだけの勉強をしなければならないことに

動機が起きず、勉強が嫌いな子供の気持ちがよくわかりました



庄内に来たとき、最初は観光協会で職を得て

観光は素人だから、会議で使われる専門用語の意味が分からず

どうやってツアーをつくるのか、旅行業法って何??の世界

でも営業に行ったり、コース作ったり、企画を考えたり

ANA本社に一人でカバン持って営業に行ったなぁ~




少し分かり始めたところで、ホテル業に

これもど素人で、毎日が未体験のことばかり

2年目にはディナーショーでインカムつけてワインと皿出しのタイミングを

指示したときは、自分でも感激した

終わったとき、スタッフ全員から胴上げしてもらい、、、「泣くと思ったのに~」と

皆の期待をがっかりさせた




そして、次なる新世界は大学

ここも、全くのど素人で、専門用語も組織ではない動き方に理解不能となり

研究というワードに興味もわかず

地域活動に邁進して、おもてなし隊でハジける毎日

なぜか農業関係の仕事も増え、これまたど素人で

必死に勉強して話ができるよう努力し







究極は今年の日本語教師になるためのミッション

ただでさえ、いろんなことに首を突っ込み時間はあっという間に過ぎていく

充実した毎日なのに、開いたテキストの中には、呪文のような文言が並び

自分の頭の悪さと、動機がないことには全く脳が動かない素直な正確に

我ながら呆れる時間が川のように流れていき


年初より入院した母

たった一人の親なのに、2日という時間が作れないのか!と自責し

病院をあとにする度に一人残す母の顔に自分の力の無さを心の中で侘び

そんな母を5月に送り




学生と活動しながら、講演をしながら、もちろん授業をしながら

大学の仕事をしながら、委員の仕事をしながら。。。気が進まない日本語の勉強

「わかんないし~」と何回独り言を叫んだことだろう


最後の2週間は布団でなることもなく

朝とも夜ともわからない日々を過ごした









毎年、毎年、庄内に来て新しい仕事をしています


正直「しんどいな~」と「慣れてそれを深めるような仕事したいな」と

思うこともあります。

自分自身、どこまで挑戦を続けられるのだろうと。

息はどこまで続くだろうって。


でも、きっと来年も新しいことに挑戦するのだろうって思います

限界はどこまで伸びるのだろう???



年末だけは、ホッとしようと思います。

  


Posted by ひろぴ at 23:23Comments(0)

2015年12月08日

学生かkらの最高のプレゼント


昨年2月末に大学に着任

その一ヶ月後の4月に酒田駅長より一本の電話が入り、それが「酒田おもてなし隊」誕生のきっかけだった。

学生をまだ知らない時、一流体験型合宿で一緒だった相内一彦に話をしたところ

連れてきてくれたのが、初代隊長杉浦圭祐だった。







この杉浦圭祐はずっと観光を学びたいと思っていたようで、わけわからず

私の話すおもてなし隊の隊長になることを承諾し、そこからむちゃぶりと

無茶苦茶なスピードの仕事に文句ひとつ言わずついてきてくれた






その彼が就職活動のさい、ラインや携帯で「先生、これから面接です」「先生、これから説明会です」と

大学では、エントリシート(志願書)の書き方を何度も指導を仰ぎに来て

その度に、ダメだしの繰り返しで


そんな隊長が見事念願の「びゅうトラベルサービス」に内定を獲得したのが9月




そして、女手一つで育ててくれた母親に楽をさせたいと話して、ずっと努力していた

副隊長相内一彦から、今日故郷青森むつ市の市役所より採用通知が来た連絡が届いた。







学生から最高のプレゼントをもらった気がして、本当に嬉しい。

彼らが幸せになる道に一歩踏み出せたこと、本当に何より嬉しい。



子育てと同じで、学生が幸せになってくれること、それが何より嬉しい。


今夜は最高のご褒美を神様からもらった喜びにひたっています。




しかし、二人には、「全く力不足なんだからしっかり勉強するんだよ!」と言ってしまう

これは母心?教師らしくなったのかしら?







  


Posted by ひろぴ at 23:18Comments(2)