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プロフィール
ひろぴ
ひろぴ
「おくりびと」に感動していきなり訪れた庄内。庄内の美しさ、庄内人の気高さに魅せられて1年4カ月で20回庄内を旅し、ついに2010年3月庄内に移住。観光協会専門員~ホテル営業室長~大学助教を経て私立高校長になったドラマのような10年間を過ごし、2020年4月に移住生活を卒業した。遠く離れた千葉でも山形・庄内の豊かさに魅せられ、勝手に庄内観光大使活動を繰り広げている。

2014年12月07日

ケヤキキョウダイ



山形は雪景色となりました


ケヤキキョウダイ
(12月6日の最上川の雪景色です)


雪は嫌い、冬は嫌いという方が多いですが

私は、雪化粧した景色を見ると、ホッとしてkao6心が落ち着いてきます


ケヤキキョウダイ


確かに庄内は風が強くicon05吹雪に見舞われるときは「きびし~な~」とは思いますが

でも、待っていればいつかはこの「吹き」も止むのです

小説月山で「吹きが止むとき・・」というものがあり、このイメージがわかるようになったなと






今日7日は、鶴岡市温海の浜中集落一日研修会に講師としてお招きいただきました

ケヤキキョウダイ
(温海浜中公民館にて)



ここは、なんと

なんと

なんと、

あの「ケヤキキョウダイ」の土地なのですgirl


ケヤキキョウダイ




私は、移住した頃、何かの雑誌でこの「ケヤキキョウダイ」のことを読み

驚くとともに、それを今も伝えているところに感激し

感服したのです

その浜中にご縁をいただけるなんて、とっても嬉しくこの日を迎えました



ケヤキ、、、、欅と関係あるのかと思っていましたが

「契約」が「ケヤキ」になったのだそうです


ケヤキキョウダイ



浜中のケヤキキョウダイは、集落の女の子12~13歳の子が

12月28日に藁のくじを引いてケヤキキョウダイの契を交わす

大晦日にはひと組の布団に一緒に寝て、新年を迎える

くじ引きでケヤキキョウダイの契を交わしたものは、結として、結婚の時

お産の時など助け合い生涯わたって交際を続ける。。。


ケヤキキョウダイ



詳しくはネットで見ていただくと良いのですが、

江戸時代には始まっていたそうです

この習俗が今も続けられている・・・すっごいですよね~

も~こういったものに出会うと、「庄内最高!」って胸が高鳴るのです

貴重な資料や本を貸していただきました

ずっと思い続けていた人に会えたような、

とても感動の出会いですheart




冬場に男性が出稼ぎに行くことから始まったのではないかと想像していましたが

浜中の男衆は「大工」としての技術が高かったとのことで

自治会長の口からも「東京大工」「大阪大工」「北海道大工」といった

固有名詞がポンポン出てきました




ケヤキキョウダイ



「ケヤキキョウダイ」は浜中地区の人だけで代々受け継がれてきた習俗ですから

もちろんそれは、大事に守りながら



違ったレベルでそのような結をよその人と結ぶことは

できないかなって思ったりします



山形の温海の浜中というところに、神様に結んでもらった姉がいるのよとか

妹がいるのよと言うような繋がりって、

私には姉妹がいないので、そんな人がいたら嬉しいなって

特に都会にひとりでいたら思うだろうなって感じるのです



あっ、そうそう、自治会長から

空家があるから、ぜひ住んでくださいとも言っていただきました

移住したい人、いかがですか??








それから、今日は驚きの庄内言葉を教えてもらいました

庄内では

「食べる」→「く」

「食べるか?」→「け」

「Let's eat」→「こ」というのは学んでいましたが

ここ浜中では、そう言わないとのこと

「け」→「ふぇ」というそうです

「く」は「ふぃ」なのかな???確認しなかった

Fの発音だそうです


本当に奥の深い庄内・・・魅力は尽きません・・











Posted by ひろぴ at 20:33│Comments(2)
この記事へのコメント
温海にも浜中が有ったんですね。
ケイヤクキョウダイも知りませんでした。

5年も経つと活動範囲も大きくなって、今や庄内の知識人ですね。
これからも庄内からの発信楽しみにしてます。
昨日久しぶりに庄内の赤カブみやげで、おいしかったです。
Posted by PM at 2014年12月14日 02:18
PMさま

5年の経過を見てくださる方、応援してくださる方

本当に有難いです

ますます奥深く興味深い風習がきちんと残る庄内は
魅力に溢れてますね
Posted by ひろぴひろぴ at 2014年12月14日 23:28
 
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