2012年09月09日
ほうき脱穀しました
8日(土)と9日(日)槇島にて今年のほうききびの脱穀作業を
行いました。
ほうきプロジェクトにおいては、脱穀ときび数の確認がとても大切な
作業となります
両日とも、とても3人のメンバーでは出来ないということで
応援隊の方に助けてもらいました
両日とも5名ずつお手伝いの方が来て下さり
大変ありがたかったです
初日は、「いつになったら終わるのだろう???」と
気が遠くなるほどの量で
「博さ~ん、脱穀の手を止めて~」と心の中で叫んでいました
でも、今年はやりましたよ
ちゃんとキビ数の確認
途中でいろいろ変えようとする提案がおじさまから出ますが
「いえ!去年を覚えていますか・・・・??」と
殺し文句を一言
みんな何も言えません
実が付いてる方を下にして2週間干していたものを
脱穀したら、今度は逆さまにして3日位干します
これで、ほうきの材料となります
やっぱり、テマヒマかかるな~と
つくずく思いました
最近「俺のところでも作っていたんだ」
「俺の地域の方が古いんだ」と言う方がいると聞きしたが
どんな形であれ、忘れられかけていたほうきが
いろんな地域で再び思い出され作り始められたなら
それは、嬉しいことだと思っています
「槇島ほうき手作りの会」が作るほうきは
鹿革のタグが付いているものだけです
でもそれ以外にもほうきはどこでも広く作られていて
それを思い出してもらえたことは本当に嬉しいことだと
思います
種から蒔いて自分のほうきを作る
そんなことが、槇島ほうきプロジェクトをきっかけに
庄内のあちことで思い出されたとしたら
とても嬉しいことです
実は8日は大好きな注連寺で「森敦生誕100年祭」がありました
と~っても、と~っても行きたかったのですが
ほうききび脱穀と仕事に従事しました
初めて庄内を訪れるとき読んできた小説「月山」
これが、おくりびとに次ぐ私の庄内への憧憬です
摩訶不思議な空気感と質感のある土地だなと
一種の畏敬の念に似た思いを描かせてくれた小説です
100年祭には行けませんでしたが、注連寺のある大網集落に
近々出かけていこうと、湯殿山神社閉山になる前に行こうと
そう思いました
今日は山形市のまなび館で「一箱古本市」
これも行きたかった・・・でも仕事です
山形って、毎週土日はあちこちでイベントがあり
本当に楽しめる土地です
秋は、あちこちで収穫祭という名の食の祭典が目白押し
収穫の秋・芋煮の秋・新米の秋・刈屋梨の秋・・・・
最高です!
Posted by ひろぴ at 17:00│Comments(2)
この記事へのコメント
暑い中、ほんとに本当に、お疲れ様でしたm(__)m
何も、お手伝いできずに、コメントするのも憚れますが・・・
刈り取りの時に、作業しているのを目にしただけでもすごい量でしたから。
それを一本ずつ数えるなんて
想像するだけでも気が遠くなりました。
帰りは、ぽっぽの湯にでも浸かり、疲れがとれる時間があるのでしょうか?
皆さんの思いのギュツと詰まったタグの付いた槇島の菷、貴重ですね。
何も、お手伝いできずに、コメントするのも憚れますが・・・
刈り取りの時に、作業しているのを目にしただけでもすごい量でしたから。
それを一本ずつ数えるなんて
想像するだけでも気が遠くなりました。
帰りは、ぽっぽの湯にでも浸かり、疲れがとれる時間があるのでしょうか?
皆さんの思いのギュツと詰まったタグの付いた槇島の菷、貴重ですね。
Posted by ムーミン at 2012年09月09日 18:20
ムーミンさま
大変でしたが、これで一安心です
酒田の農産物のお祭りは
10月28日ですよ~
大変でしたが、これで一安心です
酒田の農産物のお祭りは
10月28日ですよ~
Posted by ひろぴ at 2012年09月25日 20:50